灰毛の定め

MTGについての駄文を残していきます。

【2サイクル】身内対戦会研究記③

こんにちは。思っていた以上に皆がデッキを考えてくれて嬉しい私です。
どのデッキも各人の試行錯誤が感じられて非常に良かったです。

 

さて今回はデッキ紹介の前に、このフォーマットの環境を定義するカードについて考えてみましょう。
2サイクルではそれぞれの選んだカードプールでデッキを構築をします。
そのため、キーカードやフィニッシャーには各々の趣味が出ますが、汎用的なカードは以下の条件を満たしたものが採用されると考えられます。

 

①再録機会が多いこと(1、2種の汎用カードを得るために1ブロック消費することは考え辛い)

②広い範囲に対応できること(メタ考察が難しく、より多くのカードに対応できるカードが選ばれやすい)

③なるべく消費コストが低い(最序盤に強襲をかけられても対応できる)

 

例えば《流刑への道》はモダンでも使われる白の優秀除去ですが、ALAブロックを選択しない限り採用できません。
《本質の散乱》は最近のセットでは多く再録されていますが、クリーチャーにしか当たらないカウンターは裏目が多く、他のカウンターが優先されるでしょう。
《砂漠の竜巻》は何にでも対応できますが、素直に6マナ到達させてくれるデッキがどれだけあるか分かりません。

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で、上を満たすと考えたカードがこれらです。

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要はレガシー級~モダン級のカードが多いんじゃないかと思います。
今回のデッキはそれを念頭に置いて構築したものになります。

 

【使用ブロック】基本セット2020+SOMブロック+KLDブロック+GRN+IKO

アーキタイプ】黒緑感染

メインデッキ
4《ぎらつかせのエルフ》NPH
4《疫病のマイア》MBS
4《ファイレクシアの十字軍》MBS

4《変異原性の成長》NPH
4《顕在的防御》KLD
3《予期せぬ助力》IKO
4《気宇壮大》KLD
4《英雄的介入》AER
4《四肢切断》NPH
2《饗宴と飢餓の剣》MBS

4《森》
4《沼》
4《草むした墓》GRN
4《花盛りの湿地》KLD
3《疾病の神殿》M20
4《墨蛾の生息地》MBS

サイドボード
4《外科的摘出》NPH
2《強迫》M20
4《夏の帳》M20
3《萎れ》IKO
2《失われた遺産》KLD

 

《ファイレクシアの十字軍》のプロテクションが最強という発想の元で組んだ感染ビートです。

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《剣を鍬に》、《稲妻》に強く、キルターンが短い。
破壊不能、呪禁のバックアップやミシュラランドも取れるアーキタイプです。
弱点は、高速コンボや布告の取れる黒系コントロールでしょうか。
装備品はメタ次第で、別の剣を持つことも視野に入れましょう。