灰毛の定め

MTGについての駄文を残していきます。

【2サイクル】身内対戦会研究記⑥

来たるべき1月24日。
ついに対戦交流会当日を迎えました!
私の出した結論は………こいつや!

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【デッキ名】夜に駆ける

【使用ブロック】第4版(第4版+クロニクル)+KTKブロック+KLDブロック+GRN+THB

アーキタイプ】黒赤ミッドレンジ

メインデッキ
4《光袖会の収集者》AER
1《死の飢えのタイタン、クロクサ》THB
4《軍勢の戦親分》GRN
4《雷破の執政》DTK
2《嵐の憤怒、コラガン》FRF

3《強迫》DTK
4《稲妻》第4版
2《苦悶の悔恨》THB
2《龍詞の咆哮》DTK
2《ファリカの献杯》THB
3《血染めの月》クロニクル
2《コラガンの命令》DTK
2《反逆の先導者、チャンドラ》KLD
1《残忍な切断》KTK

4《血染めのぬかるみ》KTK
4《霊気拠点》KLD
8《沼》
8《山》

サイドボード
2《塵へのしがみつき》THB
3《赤霊破》第4版
2《ゴブリンのクレーター掘り》GRN
3《失われた遺産》KLD
3《憂鬱》第4版
2《嵐の怒り》THB

 

解説
《光袖会の収集者》
威迫と攻撃誘発でエネルギーを得る能力、パワー2と2マナ生物の中でも単体で完結している切り込み隊長。
CIPでもエネルギーを得られるため、《霊気拠点》があれば3ターン目に追加ドローを得ることも可能です。
通称エネボブ。ただし、正確には能力は《闇の腹心》ではなく《ファイレクシアの闘技場》。

 

《死の飢えのタイタン、クロクサ》
驚異的なクロックを誇る、テーロス還魂記の問題児の片割れです。
中盤以降は脱出能力により墓地から展開できる脅威となり、能力と合わせて消耗戦を強いることができます。
このデッキは能動的に墓地が肥やせず、墓地回収呪文、探査呪文との兼ね合いもあるため1枚のみの採用です。

 

《軍勢の戦親分》
同マナ域の要警戒カード《時を解す者、テフェリー》に対して強く出られるカードです。
横展開+《嵐の憤怒、コラガン》がこのデッキの肝であり、《苦花》、《ゴブリンの熟練扇動者》との比較で、消費ブロックの都合から選ばれました。
ハンデスを絡めて盤面に定着させると1枚でゲームを決めうるポテンシャルがあります。

 

《雷破の執政》
《稲妻》1枚で除去されず、《剣を鍬に》等に対しても3点のダメージを残せるこのデッキのエースです。
《嵐の憤怒、コラガン》とは能力、マナカーブの共に相性抜群です。

 

《嵐の憤怒、コラガン》
ドラゴンが攻撃するたび全体修正を撒くフィニッシャーです。
疾駆能力により、更地からでも対戦相手やPWを奇襲することができます。
疾駆で唱えるタイミングと普通に唱えるタイミングとの見極めが重要になります。

 

《強迫》
汎用的な1マナハンデス。《血染めの月》を確実に通すため、メインからの投入になります。
《思考囲い》がベストカードですが、消費ブロックの都合上採用できないためこちらを採用しました。
対コンボ相手では数少ない対抗手段になるため、撃つタイミングが重要になります。

 

《稲妻》
常に腐らない説明不要の万能火力。赤の嗜みです。
コピーキャットを意識するなら、1マナ火力は必須だと思います。

 

《苦悶の悔恨》
追加のハンデス枠であり、申し訳程度の墓地対策。
生物抜けるし追放も偉いのですが、2マナであることと1点のライフペイが致命的になる場合があります。

 

《龍詞の咆哮》
条件を満たせば生物を除去しながらライフを詰めることができる火力呪文です。
有効な相手がはっきりとしており、サイドボードと入れ替えのしやすい枠になります。

 

《ファリカの献杯
タフネス4以上の大型生物や、呪禁持ちの生物への除去カードです。
《崇拝》や《停滞》といった致命的なエンチャントへの対策でもあります。
余談ですが、このフォーマットで置物触れず負けは甘えだと思います。

 

《血染めの月》
このデッキの存在意義です。3色以上のデッキを強制的に色事故させます。
とはいえ複数枚引くとリソースが足りなくなる恐れがあるため、3枚の投入になります。
SOIブロックから《集団的蛮行》を採用する場合は4枚でも良いと思います。

 

《コラガンの命令》
インスタントで1対2交換が狙える強力なカードです。
メインからアーティファクトに触ったり、墓地の生物を回収したりと、かなり器用に動くことができます。
相手の手札がない場合、ドローステップにハンデスすることで《Time Walk》になることすらあります。

 

《反逆の先導者、チャンドラ》
1枚で勝利を目指せる、まさに神チャンドラ。
《神の怒り》のような全体除去に流されず、多角的な攻めに貢献します。

 

《残忍な切断》
墓地リソースは使いますが、展開しながら構えられる優秀な確定除去です。
複数回は撃てないので1枚のみの採用ですが、とても頼りになるカードです。

 

《血染めのぬかるみ》
フェッチランド。ただしサーチ先は基本土地のみになります。
切るタイミングと持ってくる土地は手なりで決めないように。

 

《霊気拠点》
エネルギーがある限り多色土地。無くても無色マナは出るし、月があれば赤マナが出ます。
生成したエネルギーは極力使わず、《光袖会の収集者》に回すようにしましょう。

 

《沼》
《血染めの月》があるので、優先的にサーチしましょう。
黒2マナを要求するのは《死の飢えのタイタン、クロクサ》と《失われた遺産》だけです。

 

《山》
優先してサーチする必要はありませんが、4マナ域のカードはいずれも赤2マナを要求します。
1ターン目は《強迫》しない場合は、《山》を置いて《稲妻》を持っているように見せましょう。

 

《塵へのしがみつき》
墓地対策であり、長期戦時のアド源です。
アニメイトのような墓地利用デッキに対してや、中長期戦を見越した場合にサイドインします。

 

《赤霊破》
青ければなんでも触れる、現代では許されざるカード。
青いデッキには思考停止で入れていいです。

 

《ゴブリンのクレーター掘り》
アーティファクトや小型生物への除去枠です。
《コラガンの命令》で再利用できることを覚えておきましょう。

 

《失われた遺産》
対コンボに必要な《記憶殺し》枠。
アーティファクトや土地が抜けないので注意。

 

《憂鬱》
白い呪文を重くする、現代では許されざるカード。防御円の様なエンチャントも止まります。
白いデッキ相手にはとりあえず入れましょう。

 

《嵐の怒り》
全体除去枠。PWにもダメージを飛ばします。
自分の生物にも効くので、撃つ際は展開を温存することも考えましょう。

 

デッキ名は練りが足りなかったので、交流会終了後に変更しました。
研究記はこれにて終わり。次回は対戦会のレポートになります。
果たして、私の研究は実を結んだのか!?(ここを見ている方は9割参加者だと思うので既に知っていると思いますが…。)